one decade

僕が20歳の頃、連絡を取る方法といえば、当時はポケベルで、乱数表みたいなものを作って、彼女と待ち合わせの場所を決めたりしたものでした。
 
 

会社に新しくパソコンが入り、最新のWindows95を初めて触ったのもこの頃。
それまでは、MS−DOSベースでプログラムを組んでおり、コマンドラインが面倒だった僕にはGUIがとても新鮮なものに思えました。

当時アクセスポイントは大阪にしかなく昼間から22.8kbpsのモデムをピーヒャラいわせながらネットしてました。通信代は月に5〜6万ぐらいかかってた記憶がある。

ISPはMSNでした。というか、それしか知りませんでした。bekkoameなんかがぼろ儲けしてた時かな。
夜な夜な海外のエロサイトを見ては友達とはしゃいだり、当時MSNにあったチャットをしてたな〜。

海外の人達とリアルタイムで会話が出来る!滅茶苦茶興奮してキーボード叩いてました。彼女や友達にそれを伝えようとしても、上手く伝わらず、逆にオタクみたいな扱いを受けたな〜(笑)

10年で劇的に変わったよな。うちの会社の通信環境だけ考えてもそう。今は光ファイバーでつなぎっぱなしだけど、3〜4年前はまだISDNだったもん。ケーブルも光もまだ堺まで来てなくて。

やっとケーブルが来てそれから光が来た。

ソフトもハードも劇的に進化。昔はよく自分でPC作ったけど、今は時間がもったいないので、そんな事しない。作ってもそんなに昔ほど単価変わらないし。
BTO買った方が安い。

実はプログラムなんかも結構好きで独学でC++の関数なんか勉強してました。

WindowsよりはUnixが好きです。中でもBabyUnixなLinuxには思い出が一杯。
特にDebian。色々と勉強させてもらいました。

IT業界はまだまだ黎明期と確信している。業界的に歴史が浅く、先駆者がいない。だから単価なぞあってないようなもの。

だから、30ソコソコであんなに儲ける奴が出てくる。しかもボコボコと。単価が無いからね。ほとんど言い値に近いかも。普通に働いてる会社員のおっさんから見たら、正直気分悪いわな。

でも、時代の流れを読んでリスクテイクした所は認めないといけない。

これからの10年は「ネットワーク」の時代になると思う。
そこに何らかの形で絡んでいこうと思っている。

P2Pソフトがここまで蔓延した以上、著作権協会・団体に未来はない。パンドラの箱は開いたのです。
まさにスティーブ・ジョブスが言うように、「Matter of Time」でしょう。
今までボリ過ぎなんだよ、オマエラ。この既得権益め!

ツタヤとかは規模縮小するでしょうね。10年後には、いやもっと早い段階で一家に一台、ホームサーバーの時代が来るよ。

そのサーバーで何でも管理しちゃう。PCからテレビから家電まで。

そのうち暮らし安心クラシアンみたいに、鯖保守だけの、しかも一般家庭という最終エンドユーザー向けの商売が始まるんじゃないかな?もうあるのかな?

いや〜長かったw。


って、これ3年前ぐらいから言い続けてないか?俺w